ARCHITECT
KOICHI ODAKA

Gallery

Y PROJECT

設計コンセプト

「ひっそりとした森の蓮池」のイメージ

小高い丘に蓮池が点在する。大きな葉が森を覆うように生活空間を守ってくれる。
葉が水の上に浮かんでいる。緑の中に浮いているそして「蓮池のイメージを創り、森を再生する」「森」「里山」「丘」「ドックラン」自然の笠の下を動き回る。動き廻る事が出来る。

里山に囲まれ緑が多い地域である。南側に沢が流れ敷地全体が面している。緑、水、の禎出が考えられる。別荘として一般の生活からかけ離れた自然と触れ合うことが出来る場所である。森の中で生活するようなイメージで全体空間のイメージをつくる。自然光が入り建物全体の空間が自然と建物の内部空間が一緒にする事で木淵れ日の空間が演出できる。自然の木々の中で生まれる、光のシャワーそして光がリズミカルに森の中に差し込み森の緑、水、音、潤いの空間が生まれる。それは光が差し込んで生まれる。そして森は生き生きと自然の矢葺を、五感を通して表現している。
「木淵れ日の空間」が演出される。
「木淵れ日の空間」は光、緑、水の演出をするそして、森の音、鳥の囀り、虫の音色など潤いの空間を創る事が出来る。

「空間構成」木々の間に生活する空間が出来るように緑を多く取入れ、その間で生活できるようにしました。
リビングダイニングにできるだけ太陽の光が入るように開口を大きくして見えてくるものは樹木の幹であり葉である張り出した庇は大きな丸い床開口が開けられてその間に樹木が植えられ開口から見えるたくさんの葉は開口を埋め、葉に囲まれているイメージを創っている。屋根は葉のイメージであり木淵れ日の光は吹抜け上部のハイサイド窓からの光である。
そして大開口の窓はガラスであり、樹木も幹の群衆が連続して里山へと視線そして空間を導いてくれる。視線を見上げれば葉に囲まれた光が時間と共に影を落とし空間に変化を与え時間の移ろいを感じさせ、光、風の流れ、五感を澄ましていると鳥や虫たちの嗚き声が聞こえる。大自然を慢屈できる空間である、日常の生活から解放された特別な空間である。
又、大自然の中の灯り、灯りは自然界の中ではないものであり人間が生活の中でその生活に温もりがあり生活の証として灯りが点灯する。自然の中で温もりが感じられるように灯りの連続する建物の配置を考える。

大きな葉の間からかすかに灯りが漏れる生活、それが自然と同化する生活がある。
自然光としての太陽の木淵れ日と温もりとしての灯りが自然の中で同化する。
緑の中、自然の中に埋もれるそして大きな葉の下では水場があり、岩場の露天風呂があり自由に動き回れるドックランが有り、自然と言う大きな傘の下に自由に自然を幡屈する事が出来る空間、里山は生き続ける事ができる。