ARCHITECT
KOICHI ODAKA

Gallery

MHCL

設計コンセプト

環境条件

計画地は周りがビル群に囲まれている為、日が当たらない暗いどんよりとしたイメージの場所である。
唯一南東のビルの谷間から日が入っている。
又ビル群の谷間の為、上部からの視線が入る為、プライバシィの確保が必要である。
今回日影図で日の動き方について検証してみると敷地中央から西側から北側に架けて日が入る事を確認する事ができる。

コンセプト

【透過する空間】視覚と光を空間で透過させる。
光の求心性を出す事で光はガラスBOXを透過して周りへ波紋して広がる。
ガラスBOXは光の求心性を出す事で空間は周りへ広がり、内外を一体の空間を創る。又視覚的にラウンドしている壁が内外を結び一体の空間を創っている。
ガラスBOXを空間の核として配置して、南東からの光を求めて空間に明るさと潤いを創る為、光壁(緑壁)を設けている。南東から西に架けてラウンドしている壁を設けて、外界からのプライバシィーを守っている。
光壁、ガラスBOXと内外の空間を結ぶ事で連続した一体の空間を創っている。
南東の光を受ける為、西から北にかけてプライバシィー性の強い空間を配置して光の壁とラウンドした壁を望む事で空間の奥行きと一体性を感じる事が出来る。
又、ガラスBOXはそのような要素を視覚的に見せる為、空間を透過させることで南東からの光を透過させて空間の豊かさを創りだしている。

  1. 光壁(緑壁)-光が空間に潤いを与える為、壁一面に緑を配置する。
  2. ガラスBOX-空間の透過、光の求心性、空間の核を創る。
  3. 空間をラウンドする壁―外界から環境を守る、空間を結び一体化する。
  4. 光のデザインー光と視覚の調整。