ARCHITECT
KOICHI ODAKA

アーバンリゾート空間

KI HOUSE設計コンセプト

住宅が持つ目的

アーバンリゾート住宅としての5原則

「光」「水」「緑」「空間の結び」「対話」の要因を空間構成が結ぶ事で豊かな空間(対話する空間)が生まれる。

5原則の意味

空間構成(構成がすべてを演出する)

中央に階段室を設け上下階の空間を結ぶためにガラス壁(照明でガラスの色を変化させシーンを替える)を上下階共通に設ける。各階段、地下2階:AVルーム、地下1階:プール、ファミリールーム、アトリエ、1階:LDK,2階:主寝室と4層の空間、それぞれの空間がガラス壁で結ぶことでそれぞれガラスの色の変化でイメージを変えることが出来る。
「光」:縦方向の階段室、トップライトの光が下階へ光は差込むことで縦方向の空間を結ぶ。
「水」:1階プール室はファミリールームとAVルーム、吹抜けの空間を結ぶことが出来る
「緑」:1階LDKの南側の隣家マンションの借景は見る事で借景、テラス、LDK、中庭と空間を結ぶことが出来る。
「空間を結ぶ」階段室のガラス壁は上下階の空間を結ぶ、
「対話」:それぞれの空間が「緑」「水」「AVルーム」と吹抜けをガラス壁を設ける事で対話することが出来る。

ストーリー

道路からの住宅街の並びに道路に面して優しいアール壁にデザインされ白壁の外壁が際立っている。内側に廻ると玄関アプローチが待っている。天井はパーゴラとした連続梁がリズミカルにレイアウトされその光が壁面に差込み人を招いているようである。
アプローチから玄関ドアを開けると絶対的なガラス壁が水のイメージのブルーの照明で水を表現して、プール階の水のイメージを醸し出している。下階を見下ろすとAVルームの吹抜け越しにAVルームが見え、空間が連続している。ガラス壁の階段を見上げるとトップライトの光が差し、ガラスの色は変化して緑の照明はLDKの階へ行くと、南側に隣家のマンションの緑の借景、北側はアプローチの吹抜けの壁の光の演出、東側はLDKのバルコニーに光が差し込み、空間の広がりを作っている、ガラス壁はさらに2階へと広がり階段を上階へ行くと木立のイメージの木の空間があり緑と木の壁が広がっている。地下2階AVルーム地階1階プールの水の空間、1階リビングLDKの緑の空間、2階木の有る空間とそれぞれの空間をガラス壁が演出して広がりを作っている。

物件の一番こだわれたところ

空の表現として雲の演出された空間、縦方向の空間を結び、ガラス壁の照明計画とガラスの表現、水、光、緑を表現する。

お客様の要望

生活空間が一般生活とアトリエ空間がリゾート空間で演出されていること。それぞれの空間が独立しており4層の空間を演出している。