ARCHITECT
KOICHI ODAKA

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ADCL

設計コンセプト

カーテンウォールで囲まれた箱体の中に吹抜けで囲まれた空間がある。
吹抜け空間は外界からの接点となり、外界との間にあることでその内部空間は外界へ開放され光と自然的環境が豊かな空間を創っている。
カーテンウォールという先端技術(インプラントは歯科医療技術の先端)の象徴と時代(人と人との歴史)の趣を創るためにレンガタイルの壁がその空間を囲み自然要因を取り入れ環境を創っている。
吹抜けで囲むことで内部を外部的な空間として又、空間を浮遊させ軽快な空間を創っている。
時代の表現と空間の軽快さを光の演出で空間は結ばれ自然的要因との一体の空間を創っている。光の動きが時間を表現して時代の流れを刻むことができる。
空間は時代としてその空間に歴史をつくり進んでゆく。カーテンウォールで囲まれたガラスBOXは外界から空間を守りレンガタイルの趣と光の演出でその空間の時間を創っている。
古い物と新しい物が融合して新しい空間は生まれる。

伝統的なレンガタイルの昔ながらの重厚感と趣、無機質なカーテンウォールとガラスの透明性最新の新しい技術を連想させてくれる。近代的な素材で新しい技術を表現している近代的ではあるがあくまでヒューマンな空間であり暖かいぬくもりを感じさせてくれる。最近の技術が進歩してもあくまで人と人との対話でありぬくもりを感じあくまで、人と人との対話ができる空間である。
人と人が触れあう空間であるからそれを外界からコマーシャルとして伝達することでガラスBOXの光の演出とそれを使用する人々とのふれあいが外界とのコミュニケーションを作ることができ町と活性化することができる。
空間を演出することでその表現はいかなる場所にも変わり発信基地として世界を舞台に演出、表現している。インプラントセンターは歯科医療の最先端技術であり歯科クリニックは地域から世界へ発信をすることができる。
人と人とのふれない。
職場が一つの町であり活動的は動作が外界からわかり表現されている。
光の演出、光の空間に一日の光の変化として様々な空間演出をしてくれる。
伝統的な趣の表現レンガタイル人間的な空間を包みこむように作られている。
構造体を光の空間と透過する空間を演出している。
光を写し出す大壁はRC造、全体の空間を透過する空間は鉄骨造と空間のイメージに合わせて構造体を選択している。

  1. 全体コンセプト:カーテンウォ ールとガラスとレンガタイルが空間に奥行をつくり、内部空間を外界と結んでいる。
  2. 灯りが入ることでより内部空間が強調され空間の奥行きを創り灯りが人と人との空間に暖かさを創ることができる。
  3. 大壁は空間の核となり壁は一日の光の流れを光の動きを演出している。上下階を結ぶ活動の中心になる場所である。
  4. 3 層の空間は外界とガラスで仕切られ外部へ内部の活動を一目でわかる事が出来る。
    全体のインフォメーション機能として外界とのコマーシャル効果。
    一日の光の動きを写し出す。受付としての役割、待つ人をわくわくさせる。
  5. 中待合室:建物全体の空間の核となる部分であり一日の光が入り込み一日の光の流れ、時間、四季を感じさせる空間であり待つ人に光、風の流れ、趣など色々なシーンを連想させてくれる空間である。光は時間によって 3 層の大壁をダイナミックに入り込み、床面まで演出している光は生活の根源である。
  6. 吹抜け空間を空を意識させることは自然を内部空間とし切り取ることである。
  7. 院長室、忙しい仕事の合間に一人で落ち着ける空間であり南の空を眺望することができる。
  8. ライブオペ室 世界へ向けての舞台であり 270 度開放された空間であり、最高の自然の舞台である。
  9. 回復室:空間の中に光の筒を創り空中に舞っているような幻想的な空間を創っている。
  10. ホワイトニングルーム:吹抜けからの自然の光を見ながらガラスBOXを連続して透過性を出している。間接照明は受ける患者さんに暖かい温もりの空間を創っている。